カナダ留学を考えるとき、英語や学校制度には意識が向きやすい一方で、文化や価値観の違いについては、あまり具体的にイメージされていないことが多いように感じます。実際には、この「文化の違い」が、留学生活の満足度を大きく左右します。このページでは、カナダで生活・学習する上で知っておきたい
文化や価値観について、留学を検討する方向けに整理しています。
カナダは「個人」が基本の社会
カナダ社会では、一人ひとりの考え方や選択が尊重されます。集団の空気を読むことよりも、
- 自分はどう思うか
- どうしたいか
が重視される場面が多くあります。これは冷たいという意味ではありません。むしろ、相手の考えを尊重するための距離感だと感じることもあります。
多様性は「配慮」ではなく「前提」
カナダでは、
- 人種
- 宗教
- 家族の形
- 価値観
が違うことは特別なことではありません。
そのため、「違うことを受け入れてあげる」という感覚ではなく、最初から違うものとして存在しているという考え方が基本です。留学生も、その多様性の一部として扱われます。
はっきり伝えることが大切
カナダでは、自分の意見を言うことが重要です。遠慮して何も言わないと、
- 興味がない
- 問題がない
と受け取られてしまうことがあります。完璧な英語で話す必要はありません。大切なのは、「伝えようとする姿勢」です。
プライバシーと距離感
日本に比べて、カナダではプライバシーを重視する傾向があります。
- 必要以上に踏み込まない
- 個人的なことを無理に聞かない
これは、人間関係が冷たいということではなく、相手を尊重しているという表れです。慣れるまで、少し距離を感じることもあるかもしれません。
時間とルールの考え方
カナダでは、時間やルールは比較的はっきりしています。
- 約束の時間を守る
- ルールを個人の判断で変えない
という意識が強いです。
一方で、日本ほど細かい暗黙のルールは少ないと感じる人もいます。
「正解」を求めすぎない文化
カナダの学校や社会では、一つの正解を求めるよりも、
- なぜそう考えたのか
- 他の意見はどうか
といったプロセスが重視されます。意見が違っても、それ自体が問題になることはあまりありません。
留学生が意識しておきたいこと
カナダの文化にすぐに馴染める人もいれば、時間がかかる人もいます。
大切なのは、
- 無理に合わせすぎない
- でも閉じこもらない
というバランスです。分からないことがあれば、聞くことは失礼ではありません。
まとめ|違いを知ると、気持ちが楽になる
カナダの文化や価値観を知ることで、
- なぜこういう対応をされるのか
- なぜこういう態度が求められるのか
が理解しやすくなります。
違いは、良い・悪いではなく、違いとして存在しているものです。その違いを受け入れられると、カナダでの生活は、少しずつ楽になっていきます。
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次は、⑦「カナダの生活習慣と日常」を読むと、ホームステイや学校生活がさらに具体的にイメージできるようになります。