カナダという国を知る|留学を考える前に知っておいてほしいこと

カナダ留学を考え始めると、多くの方がまず都市の情報から調べ始めます。

トロント、バンクーバー、ウィニペグ。それぞれの特徴を知ることは、とても大切です。

ただ、これまで多くのご相談を受けてきて感じるのは、都市を見る前に、もう一段階上の視点を持ってほしいということです。

それが、**「カナダという国そのものを理解すること」**です。

なぜ「国としてのカナダ」を知る必要があるのか

留学後に「思っていたのと違った」と感じてしまうケースは、決して少なくありません。

その多くは、英語圏というイメージだけで判断し、社会の仕組みや価値観を十分に理解しないまま渡航してしまった場合です。

カナダでは、

  • 教育の仕組みが州ごとに異なる
  • 多文化共生が前提の社会である
  • 個人の選択と責任が重視される

こうした特徴があります。

これらを知らずに来るのと、ある程度理解した上で来るのとでは、学校生活の感じ方が大きく変わってきます。

カナダはどんな国なのか(基本的な話)

カナダは、世界で2番目に国土が広い国です。人口は約4,000万人で、日本の3分の1ほどです。英語とフランス語が公用語で、政治的にも比較的安定した国として知られています。ただし、カナダを一言で表すことはできません。地域ごとの差がとても大きい国だからです。

移民国家としてのカナダ

カナダ社会を理解する上で欠かせないのが、移民国家としての背景です。

多くの人が、世界各地からこの国に移り住んできました。その結果、

  • 出身国が違うことは特別ではない
  • 英語が母語でない人も多い
  • 価値観の違いを前提として社会が成り立っている

という特徴があります。

留学生が比較的受け入れられやすいのも、この社会構造があるからです。

カナダを理解するための5つの視点

ここでは概要だけ触れますが、カナダを理解するために重要な視点が5つあります。

歴史

先住民の存在や、英仏の影響が、現在の多文化社会につながっています。

政治・社会制度

教育や医療は州が担っており、制度を知ることで留学環境の見え方が変わります。

経済

都市ごとに産業が異なり、生活費や学校の雰囲気にも影響します。

教育制度

一見似ていても、州ごとに考え方が違います。

文化・生活習慣

日本とは異なる価値観に戸惑うこともあります。それぞれについては、別ページで詳しく説明しています。

なぜ都市ごとに雰囲気が違うのか

同じカナダでも、都市によって雰囲気が大きく違う理由は明確です。州の制度、経済、歴史背景が異なるからです。そのため、都市だけを見て留学先を決めるのはおすすめしません。

国 → 州 → 都市


この順番で考えることで、判断を誤りにくくなります。

留学を考える方へ

カナダは、とても良い国です。ただし、誰にでも合う国ではありません。

  • 自分で考える力が求められる
  • 積極性が必要な場面が多い
  • 受け身では得られるものが少ない

こうした点も、事前に知っておくべきだと思っています。

最後に

留学は、情報の集め方で結果が変わります。

まず国を知る。
次に都市を知る。
その上で学校を選ぶ。

この順番を大切にしてください。

このサイトでは、できるだけ現実に即した情報をお伝えしていきます。

次におすすめの記事

次は、②「カナダの歴史を知るを読むと、カナダがどのような流れで出来上がったのが理解しやすくなります。

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